水泳ダイエット成功のコツ

いろいろな人の水泳ダイエット

 

水泳ダイエットは誰でも行うことができるダイエット方法です。健康への関心が高まる中、マラソンが人気を集めているようですが、各地で開かれるマラソン大会では著名人などがマラソンの途中で倒れて心肺機能停止状態になるというアクシデントが起きています。

 

実はこうした身体への負担の大きさを考えるとマラソンは中高年の人にはあまりお勧めできません。特にふだん運動をしていない人は要注意となるのですが、代わりにお勧めしたいのが水泳ダイエットです。

 

水泳ダイエットの長所は、やはり身体への負担が少ないことで、陸上でする運動は膝足首、腰などに大きな負担がかかっていためる恐れがあるのですが、水の中は浮力が働くので関節等の負担が極めて軽いのです。

 

もちろん水泳をすることによってマラソンと同様に心肺機能は高められ、全身の筋肉をバランスよく鍛えられることができます。メタボリック症候群の人にもお勧めです。

 

メタボリック症候群とは、内臓脂肪型肥満に高血糖、高血圧、高脂血症のうち2つ以上が該当する状態のことですが、メタボの診断では、腹囲が男性は90センチ以上、女性の場合は80センチ以上というのがひとつの目安となっています。そんな方たちにおすすめなのが水泳ダイエットです。

 

水泳ダイエットは水の中は浮力によって膝や腰、足首等に負担がかかりにくいので、体重が多めの人には特に適しています。メタボリック症候群を防ぐための水泳ダイエットは、毎日の泳ぎと併せて、アルコールや油っぽい食事、肉類などを減らすことをすれば更に効果的です。

 

又、泳げない人でも、水の中を歩くことで水圧による運動効果が得られます。当然泳げるにこしたことはありませんが、水泳ができない、もしくは苦手であっても、水泳ダイエットは可能です。水中歩行は、安全性も高く効果的に運動できるということから高齢者でも人気を集めています。

 

プールによっては歩行専用のスペースを設けているところもあります。方法は、「泳ぎ」が「歩き」になるだけなので、その他の点は普通の水泳ダイエットと同じですが、水の深さは胸が浸かるくらいの深さがよく、これで呼吸筋が鍛えられ、心肺機能が高まります。その他にも、下半身のむくみ解消や腹筋や脚の筋肉の強化、肩こりや腰痛の解消などにも効果があるとされています。