水泳ダイエット成功のコツ

水泳は有効なダイエット運動

 

ダイエットのための運動で誰にでもお勧めできるのが水泳ダイエットです。その名の通り水泳ダイエットは水泳をすることでカロリーを効果的に消費して体重を落とそうとするもので、これには他のダイエット法にはないいろいろなメリットがあるのです。

 

まず、水泳は全身を使う有酸素運動だということです。これで身体全体の筋肉をバランスよく鍛えることができます。もちろん筋肉量が増えるので基礎代謝も向上し、脂肪がつきにくく燃焼しやすい体質へと変化させることもできます。

 

更に大きなメリットは、水泳は水の浮力を利用するので膝や腰、足首などの負担が軽く、それでいて心肺機能が向上するので、特に体重が多めの人や、日常あまり運動をしないという人に最適だということです。

 

反面、水中は水の圧力がかかっているので消費エネルギーが以外と多く、陸上での運動より効果的に脂肪を燃焼させることができます。

 

例をあげますと、20代で体重60kgの男性がなわ跳びを30分間した時の消費エネルギーは約240kcalとなるのですが、同じ人がクロールで30分間泳いだら消費エネルギーは約600kcalにもなるのです。

 

もちろん水泳の消費エネルギーは泳法によって変わるわけで、最も消費カロリーが大きいのはクロールですが、現実的にはクロールで長時間泳ぎ続けるのは無理なので、まずは平泳ぎがお勧めとなります。最初は無理のない距離から開始し、慣れてきたら距離を徐々に延長すればOKです。脂肪を燃焼させるための目安は20分以上ということで、これを休まずに泳ぎ続けられるようにするのが第一の目標です。